2016年4月27日水曜日

「何事も可能性に過ぎない」っていうのをドヤって受け入れる時の一例

我が親友には、
求心力タイプのアラ20の
お知り合いがいるらしい

私たちは仕事がら、
毎日の様に「可能性に過ぎない」
って思えるかどうかが
現実感を失わないかどうかの鍵で
自力で勝ち取り続けられる鍵だね
って話をしてるので・・・・・

まだ、社会の荒波にもまれてない
純粋培養時代を謳歌してるその子に
リサーチがてら、事あるごとに
「可能性に過ぎないと呑んだ方が前途洋々だよ」
っていうことを言ってみてたらしい

そうこうして何ヶ月かがたったそうだ

機が熟したんだろうね

その子が先日、
彼女に「俺、可能性に過ぎない
って呑める様になったんだよ」
って言い出したらしい

「え?可能性なんか嫌だよ、100%がいい」
って拒絶までしてた坊やがどういう過程をへて???
って興味を持ってまじまじと見てる親友に

「何でそう思える様になったか教えてくれる?
って聞いてくれる?」
ってその子は言い出したという

親友は苦笑しながら

「何でそう 思える様になったか教えてくれる?」
って聞くと・・・・・



これは、その答えのおすそわけなのさ

はじまりはじまり♪


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「俺、勝つ方法を必死で編み出すわけでしょう
 勝つことが100%ではなく、可能性に過ぎないと思え
 って言われるのは耳塞ぎたいほど聞きたくなかったんだよ
 わかってるよ、煩いなぁと思った」

そりゃそうでしょう
私も、不安は嫌いだから良くわかるとうなずく親友

その子は続けました

「でも、負けることが100%決まってることではなく
 可能性に過ぎないと思っていいんだなというのは、
 プレッシャーから解放される感じで、
 気分的にとっても楽になったんだよ」

ふむふむ、視点の変化か
やっぱそこなんだよねってうなずく親友

*正確には意識(マインドステイト)の変化と呼ぶものですけど
 我が親友には視点の変化に感じています
 私はちなみに、体が進もうとしてる方向性の変化に感じます

「だから最初は、負けるのは可能性に過ぎない
 って言い聞かすことからしてたんだけどね
 まだ、勝つことが可能性に過ぎないはのめなかった

 ある日、サッカーの試合みてたんだけど

あのさぁ、片方のAチームが
負ける可能性にすぎないってことはね
もう片方のBチームは、
勝つことが100%決まってるわけじゃなくて
 勝つことが可能性に過ぎない
ってなってることだなぁと思ったんだ

だから、勝つことに100%の保証があるわけもなく
可能性に過ぎないんだと呑む”しかない”んだなと」

ほう!とうなずくいて
一応の受け入れ過程のおさまりに
そうかそう見れる様になったんだと
親友が納得しかけた時

「それにね、まだあるんだよ聞く?」
とにやにやと言い出した坊や

親友は、あまりに嬉しそうな様子に
釣られて聞くと飛びつくと

「シード選手っているでしょう?」とその子

親友はどこに行く話なんだと
いぶかしながら答えます、「いるね」と

 「今度はテニスを見てたんだけどさ

 シード選手ってさ、
 解説を聞いてると
 シード選手の宿命というか
 対戦相手からも観客からも
 「負けない可能性がある」
 って期待されてるもんなんだよね
 
 「勝つはず100%」
 って期待されてるんじゃなくて、
 意地悪な見方する人は
 「負ける可能性を
 期待してることもあるけど、
 大抵は 「負けない可能性がある」
 って期待されてるもんなんだよね 


 負けない可能性があるってことは
 言い換えると、勝つ可能性がある
 って期待されてるんだよ」

親友が「ほーう」と答えた時
 
その子は続けました

「だから俺、俺は自分のこと、
 負けない可能性がある
 って考える様にするのは変わらないと思うけど

 俺以外の人が
 勝つ可能性があるだけだなぁ
 って俺のこと見ても許しちゃえるよ、歓迎しちゃうよ

 だって俺、シードって(期待させれてるって)ことだもん(ドヤっ)」

親友は絶句したそうです

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この話を親友から聞いて
にやって笑いならが私が思ったこと

勝つこと100%に思いたいとこを
勝つ可能性と認識するのは、

確かにどんなに理屈をとなえても
負ける危機に近づく気分になっちゃって、
飲みがたいものなんでしょう

(私のタイプは例外に、
 これをのむ方が安全に感じるので
 この飲みがたさは実感出来ない)

それを、「呑む”しかない”よね」
って思うとこまでは心の持ちよう持っていけるけど
耐え難い我慢がどうしても残っちゃうよね

それは、かえって、
その人を卑屈にしちゃうだけです

我慢をしなさいとサジェスチョンしてるわけじゃないんだけどなぁ
ってとこに困ってたんだけど

(こういう時、
 決めれないこと(100%・・・)を決めるとか
 っていう「三流アクターみたいなことやめて」
とか切り込んで、可能性と見ないことが
どんなに危険か一生懸命説明して
かえって逆撫でしちゃった経験のある私)

そか、こうおさまりつけるのか
ってにやっともほっともしちゃいます

多分、どのタイプも
ドヤってのめる落とし所があるんだろうなぁ (興味津々)
 
それにしても

あっけらかんと開き直れた
求心力タイプのドヤ顔は
むき出しで、相変わらず格好いいのぉ

この坊やの10年後が楽しみです

10代から、可能性に過ぎない
ってことをドヤ顔でのめちゃったなんて、
どんないい男に育つんでしょうね

ってまとめて終わり

うん?パズドラ?

パズドラは勝つ可能性に過ぎないゲーム
ってつながるからOKもんね(逃げっ)