いい年した男性なら付き合ってた女性に、
一度は思ったことあるんじゃないかしら?
この子自分を大事にしてくれることに
とっても一生懸命なつもりなんだけど・・・
俺をこうこうこういう時にこうする人
って決めつけてるんだよなぁ・・・
こういうことしてもらうのが、
俺にとって嬉しいと思って
ってよく言うし
こういうの嫌だと思うからこうしてあげなきゃ
って俺の反応を決めつけて先回りされる
でも、いつも合ってるわけじゃないんだけどなぁ
って・・・
気がつくと、
・・・なんか悲しくなっちゃうよね
自分の事、本当は好きじゃなくって
理想の中の自分が好きなんだなぁ
いや、気が利くって
彼女が思いたいだけなんだなぁ
って・・・
その頃になると、
私の相手はこういう人だから
こういう風にしてあげたいのよ
って他人に代弁 までされていて
それを他人が褒めたりしてて
なんか、テリトリーにずかずか入られてて
止めてくれって言っても
それ貴女がしたいだけじゃないか?って言ってみても
本人は良いことしてる気満載だから通じなくて
もう、
どっから修正していいか
わかんなくなっちゃうの
疲れ果て・・・
「俺の俺じゃなくなってるうううううう」
って心が悲鳴あげて別れちゃったことも多くない?
最近の「・・・してあげてる」
っていうカスタマーに企業は
同じ悲鳴をあげてると感じるのよ
俺の俺じゃなくなるなら、
そんなことして要らないよ
って
売上NO,1になる代償が
カスタマーに媚びなきゃなんないなら
どんな企業もNO,1になることより
俺の俺で進むこと選ぶと思うよ
トラフィック数増やす代償が
「R18指定」とか広告うたれて
変質者を呼びこまれトラフィック汚され信用を失うくらいなら
これ以上増えなくていいって 言い切ると思うよ
投資をもらう代償が
ハンズオンされヴィジョンを変えられるなら
お金なんかいらない、自分でどうにかする
それぐらいなら、俺の俺を貫くこと選ぶよと思うように・・・
だって、
俺じゃなくても誰かが出来ることをさせられることで・・・
俺が存在する意味すらなくなるから・・・・
かつて私のつきあった男性は
「玉子焼きの彼女」っていうトラウマを持ってました
どうやら、疲れ果てて帰った時、
大好きだと言ってた玉子焼きを大量に焼いていて
食べろ食べろと口におしいれられた経験だった様です
自分じゃなくてもいいと思わされた傷を
二度と受けるのが嫌だったんでしょう
女性は良かれと思ったことを押し付ける様にする
役に立ってると言われたいために・・・
それが満足できたら、結局誰でもいいんだ
っていう過剰防衛をしていた人でもありました
何しろ、私と出会った時はもう
彼がしてくれた事を私が無邪気に喜ぶと、
自分 が要るのか、してくれた事が要るのか
ってはっきりさせなきゃ気がすまなくなるほどだったんです
その彼が、どっちか分からなくなった時に震える声でいうのが
「俺の俺じゃなくなってる」って言葉だったんです
初期はとまどいましたが、
つきあってるうちに、
「俺の俺じゃなくなってる」
って言ってくれれば、
私の中での自分の存在意義を疑って怖くなってるな
って思えるようになったもんです
信じさせられるきっかけをくれた、ラッキーと、
私をまだ信じようとしてくれるからだわ
思える様になったものです
それは、彼なりの「俺はここにいるんだよ、俺を俺として必要としてよ」
っていう自分を蹂躙させない悲鳴だったんでしょう
今の世の中
自分だけアリの人が多すぎます
そういう人たちは
いいねボタンを押した程度で
して欲しいことをしてやった
って土足でテリトリー内にずかずか入ってきます
自分がしたいだけのことを
これをしてやった、してやった
ってずかずかずかずか歩き回ります
そして、正当だとがなりたて媚びさせる報酬を要求します
気がついたら・・・・
「俺の俺じゃなくなってる」
結局、その人達を満足させる道具にされてるだけ・・・
満足させられるなら、誰でもいいって扱いを受けてるだけ・・・
こんな時、
「俺の俺じゃなくなってる」
って悲鳴あげないと気づかないんじゃない?
「俺の俺じゃなくなってる」って悲鳴あげないと
俺の居場所なくなるほどに蹂躙してるよ
って気づかせてないのは貴方なんじゃない?
蹂躙する人は蹂躙してることに気づいてない
そう気づけば、
蹂躙させないために出来ることは見つかります
蹂躙してるよって気づかせさようとしてれば
気づいてくれる人も出てくるかもしれない
貴方の企業の存在意義を尊重してくれる
カスタマーやチャネルと出会えるかもしれない
ね?
「俺の俺じゃなくなってる」って悲鳴あげていこうよ
ポジショニングを蹂躙させないために
PS:
貴方が、カスタマーやチャネルがファンだから
自分が何をしても許してくれる
って思うなら、
貴方がカスタマーの存在意義を蹂躙してる
ってことも付け加えておくね
そんなに 世の中甘くないわ