モンスト攻略アプリBANは知ってる人も多いと思うけど
今の私にはものすごい胸騒ぎがするほどの懸念が起きてるの
だから書いておくね
ガンフェス2015の5月31日、
赤シャツさんが顔を洗いに席をはずした時の
まおさんと、Pしゃんの会話の中で
まおさんが、メルマガの様なアプリを出し、
購読してくれた人に、・・・がつくみたいな
特典がつくと宣伝してたけど・・・
あれが今回のBANと同じ、
リワード広告になるのでアウトだと
ガンホーさんが気づいているか
ってこと
ファミ通APPや、ジャンプを買うと
ネッキーや宝玉、ブルマさん等の特典がついてくるのと、
同じだから良いんじゃないかって間違えてないか
ってこと・・・
結論から言うと
同じではありませんよぉ
なぜなら、ファミ通Appやジャンプが特典の恩恵で売れても
アップルのアップストアのランク操作にはならないけど
予定のメルマガアプリが特典の恩恵で売れると
アップルのアップストアのランク操作になるから
前者はアップルという会社の
データ信用に傷はつかないので、
こうした新事業展開の邪魔にはならない
後者はアップルという会社の
どういうカスタマーデモグラの人たちに
どういう傾向のアプリが売れてるか
どういう傾向のアプリは売れないかを元にした
マーケットリサーチ上のデータ信用に傷がつき
アップルはその情報ストックを使って
新事業にのりだすことすら出来なくなる
(ニルセンレーティング(視聴率)などと同じ
リサーチデータに支えられたコンサル業務系)
クックパッドが膨大なレシピ情報をつかって
マーケッティングコンサル業務を開始したという情報を
先週だったか、見た人も多いでしょうが・・・
真に誰に何が売れてて、真に誰に何が売れてない
っていうのは時代の流れていく方向を読めるので
企業の成長戦略をつくる上の指針を示していることが多いです
つまり、嘘のないアプリの売上データは
アップルにとって事業展開の可能性で、
レヴェニューラインを増やせる可能性をひめた、
宝の眠る財産なんです
そのデータの信ぴょう性汚されることを懸念して
禁止事項としてアプリをつくる人の規約に加えられたのが、
私がここにも前にこの記事で紹介した このくだりなの
( http://whatisajoy.blogspot.com/2014/12/blog-post_26.html)
3.10
Developers who attempt to manipulate or
cheat the user reviews or chart ranking in the App Store with fake or
paid reviews, or any other inappropriate methods will be removed from
the iOS Developer Program
例えばね、
何がアウトかというとね
まおさん達は、
新しいメルマガアプリを購買させたいのね
だから、購買ダウンロードを増やすために
ガンホーさんから特典(リワード)をもらうわけでしょ?
メルマガの内容を読みたい人じゃなく、
特典が欲しい人がダウンロードしちゃって
メルマガのなになにの回の内容が今の世の中が求めてるもの
って言い切れなくなるのが問題なの
例えば、その回に
絵師さんたちが、そのデザインを思いついたききっかけとして
表参道で流行ってるファッションの話が書いてあったとするわ
(これは私の思いつきね)
そのファッションの話が口コミで「面白いよ」って伝わって
本当に支持されてダウンロードが増えたとしたら、
次に流行るファッションや色なんかも見えたりするのね
そこに、特典でダウンロードされる人が混ざると
そのデータ信じていいのかが分からなくて
時代の方向性として読めなくなっちゃうの
これがリサーチ会社やコンサルティングは困るのよ
ダウンロード数=人が求めてる傾向って言えなくなっちゃう
ダウンロード数が証拠として使えなくなるのね
だから、ランク操作になっちゃうことは困るから
契約違反になる様にあの項目が足されてるの
言い換えると
トラフィックの量(何人)よりもトラフィックの質(何で?)が大事なのよ
ふう
アップバンクって会社はこの三年見てて気づくけど
あの会社はトラフィックの量があれば売れる
っていう勘違いを持ち続けてる会社なのね
だから、偶然生まれたトラフィックの質を自ら汚して
マーケティングアクティビティに展開出来なくしちゃってることが多いの
*マーケティングアクティビティには次の様なものがあり
それに繋がらないトラフィックにはビジネス価値はないです
1)購買2)広告3)新規カスタマー開拓機会の提供
4)マーケティングデータ収集による成長戦略機会
5)クロス・マーケティングの機会(パズドラでいうコラボ)
例えば、赤シャツさんにあやかりたい(勝ち取りたい人たち)
っていうトラフィックが赤シャツさんグッズを産んだのに
勝たせてもらいたい人が、あやかりたい層を追い出す
ってことが起きるのをとめもせずに、させちゃうとか・・・
例えば、折角目的別の動画つくったのに、
人数だけ増やすために、混ぜちゃうとか・・・・
そういうことを通して
トラフィックが汚れてしまって
人数は確保出来てるけど、
更なる絞り込んだマーケティング展開には
使えないものにさせちゃって来てるのよ
日本インターネット動画市場の礎をつくる
なんていう先見の目は鋭いくせに・・・・
自分で、トラフィックを汚させて
マーケティングアクティビティの機会を
蹂躙させちゃってるの
(勿体ないなぁって思うけど、
こればっかりは本人たちが気づくしかないものね
ヒソカって場所も、最近の思いつきのイベント攻勢だと
お料理のリピーターという機会を蹂躙させちゃってるとか
ほんっと、目先の得しか見てない動きばっかりで
最近は目つぶっちゃって通り過ぎちゃう)
だから、
今、何で、アップルが こういう強行手段に出たか
ってわからないと思うし、
今までの例からすると、
なかったことに出来るっていうスタンスをとるはずだわ
で、
彼らが手遅れになるのは
自業自得でもう私は構わないんだけど・・・
だから、パズドラを巻き込ませないためには
ガンホーさんから、きちんと一線ひくしかないと思う
コンテンツづくりには協力するけど、
ダウンロード数の操作には協力しないって
その際、
ガンホーさんにも知っておいて欲しいのは、
多分、パズドラはアプリ内課金の30%を
場所代としてアップルに払い続け、
これまでに一番儲けさせたアプリの一つだろうけど・・・・
(それでもアプリ総売上はアップルさんのレベニューの
5%にも満たないという話です)
その売上をなくしてでも
マーケティングコンサル方向へ
事業展開した方が、アップルさんには
成長戦略上得だってこと
つまり、脅すわけじゃないけど
ガンホーさんがリワードに手をだすなら
アップルさんはパズドラ切り落とすことにすら容赦ないはずよ
ってことなの
アップルが、音楽配信事業に手を出した今
それを支えていくのは、この膨大なアプリストアデータで
データの信憑性が汚れることが
致命傷なほどマイナスなのに気づいてほしいなぁ
って思います
PS:「デブチョコボ」は今のところ多分ぎりぎりセーフです
なぜなら、スクエアさんがさせたいのは
アンテナアプリのダウンロードであって
そこから、もう一段階私達が選択しないと
各、アプリのランキングデータへの影響はないからです
しかも、”ただ”でダウンロードしたら
パズドラを今してる全員がもれなくもらえるというのも
IDが乱立する可能性がないから大丈夫
その手のアプリの扱いは、
twittwrとFacebookをいっぺんに見れるアプリとか
って同じ扱いでリサーチには影響しないもんね
ただ、50万ダウンロードすれば、
ダンジョンドロップ率が上がるは、
アップルID乱立の可能性がないとは言えないので
灰色ではあるのよ(つまり、いつ取り締まられるかわからない)
ゲームの事前登録特典
(これはかなり黒に近い灰色のはず
特典がないとダウンロードしないとしたら
アップルIDデモグラとの連動が、正確に見えずに困ってるはず)
PS:完全にアウトな例は今回のモンストの件と
私がここにあげた購読しなきゃなんない特典つき新メルマガ
招待特典による魔法石系の配布
(自演招待によるアップルIDが乱立するから
正確なアクティブユーザー数が完全に見えなくなるのでアウト)
ゴー☆ジャスさんのサイトの、
gamemaeketに登録した人だけしかもらえない
ゴー様がクリアした時に貰える特典はアウト
(でも、5%の還元はアプリそのものの売りなんでセーフ)
*アップルIDを乱立させる可能性があるかどうかを
一つの目安と考えていいと思います
アップルID一つには、カスタマーデモグラがありますよね?
そのデモグラとデータの連動に信頼がおけないと
マーケティングアクティビティへの展開には使えない
っていうのは自明でしょ?
PS: アップルがこの方向をクリアにしてくると、
グーグルプレイも同じ動きをしてくるはずです
グーグルは「情報の整理」をビジョンとうたってるわけだから
データの信頼がなくなると、会社の危機ですよぉ
アップルが気づいてない危機まで切り込んでくるわよぉ
くれぐれもアンドロイドあるからいいや
ってタカをくくらないようにね^^;
アップルとグーグルの規約の傘から追い出されたら
アプリビジネスは成り立たないってことには謙虚になりましょう
つまり、彼らの事業にとってリスクになることを
副産物として生み出すような行為は駄目ですよん
PS:広告会社の市場操作出来る奢りが
この不正ランキング操作につながってもいる
ってことにも気をつけてね
(今回のBANのリストに緑の会社系が多かったのもその証拠)
彼らは楽して儲けたい会社が多いのね
確かにTVCMなどで印象操作で
楽にトレンドを起こした例がないとは言わないわ
でも、長い目でみると、
楽しておこしたマーケティングアクティビティは
全部、一時的に売れただけで、失敗につながってるよ
そして、そんなこと広告会社さんにはどうでもいい
次のカモを探しに行くだけだもの
責任とる気がないから、一時的に売れることをすすめてくるの
だから、長くサービスを続けたきゃ巻き込まれたら駄目だよぉ