2016年3月9日水曜日

パズドラ4周年おめでとう、とプレゼンへの感想とアドバイス:その2`へ補足(チャネルセオリー)追記あり

*一番下のオーガニゼーションチャートもどきの図の
  山Pさんの言い換えが、
  いつもの書き間違いに見えるという指摘あり
  追記しましたよん


その2と一緒に読んでね

まずは、図解のみ補足

第一段階の前:5つのシェア出来ないことが、
          シェアできてると思い込んでると、
          こういう図になってる可能性あり



第一段階の後:シェア出来ること、
          出来ないことのみ整理されてる





第二段階の後:「パズドラ」というブランド名ついてるからこそ
          このカタチを目指すのがベストです






====================

チャネルセオリー

第二段階の後、企画の方向性が整理された後
広告(ユーザーをつれてくる)やコンサル(4社のバランスをとる)
アウトソーシング(一部の工程を引き受ける)販促のカタチで
他企業が参戦をしようとしてくる事があると思います


Aタイプのチャネルー余剰線の方向性を理解した上で
            バランスをとって企画を成功させようとするのを
            手伝おうとするコンサル系チャネル

     ここで注意しないといけないのは、
     ブランドマネージメントを手伝うという広告会社さん

     こっちの方が売れるという
     方向性を示唆する可能性がありますが
     「方向性が変わることの影響」を
     そういう提案されたら、必ず尋ねてみてね

     影響まで考えてない提案多いです、最近

====== 

     もうひとつは、今は、
     EDMタイプ(ユーザーを勝たせ感動させる)系の
     イベントを開きましょう、成功しますよ
     って悪魔のささやきをはじめる広告会社さんです

     集めたユーザーがもっともっと感動を
     って言い出すことになって
     企画の方向性は狂っていきますので
     (去年のパズドラの状態です)

     FTP方針を理解してくれない広告会社さんは、
     どんなに実績があっても諦めるのが無難です

     必ず、FTP理解をした広報フィルターを通して
     広告系はうつ様になさってください

======

          このタイプのチャネル会社のお仕事は
     「パズドラクロスという企画」と「ユーザー」のバランサーです
     
     ユーザーによっても、企画側によっても駄目で
     中立に立てるタイプのコンサル会社にお願いしましょう

     また、自社で用意する時は、
     広報(パブリックリレーションズ)という部署のお仕事です
     Y大課長さんですね、この場合も中立でバランスを

     参考:ブレフロがやったユーザーとのパネルディスカッション

     今はマーケティング3.0で
     ユーザーよりの提案をしてくるコンサルが
     主流になってますが、ユーザーよりの勘違いで
     媚びる事を提案してくることが多いので
     ユーザーと対等の立場を保てる提案なのかどうかは
     常に目を配った方が無難だと思います
    
     一番わかりやすいお願いしてはいけない会社は、
     自分たちがユーザー代表で代弁をしている
     って勘違いをしている傾向の会社です

     自社で準備する場合の1提案

     公認プレイヤーを活かして、
     公認プレイヤーに中立の立場をとってもらって
     各プレーヤーに似た活動拠点のユーザーを集め
     そこで、「勝ち取るとは」っていうテーマで、
     パネルディスカッションを行い、
     ユーザーの意見を収集してきてもらう

     おそらく、活動拠点の違いで、
     「勝ち取るの意味」が具体的に差異が出ます

     それを元に次世代への仕掛け方が
     具体的になってくると思います

     そのため、角満さんの様な枠を含めた
     活動拠点の違う公認プレーヤーを
     増やしていく方向をおすすめします
      
     (芸能人系の拠点として、
      ゴー☆ジャスさんは適任かもしれませんね)


Bタイプのチャネルー各会社が連れてくるチャネル

    例えば、おもちゃを売る場を提供してくれるデパート
    E-コマースなどをタカラトミーさんが連れてくるとか
    ってケースのことね

   ここで注意しないといけないのは、
   余剰線での展開に関わらせない一線をひくこと

    例えば、企画がはじまった時点で
    わかりきってるガンホーさんが連れてくるチャネルに
     NINTENDOさんという存在がありますが

         NINTENDOさんの得になるようにするのは、
    他3社さんのアジェンダではありませんので
     余剰線に含めては駄目です

        (つまり、NINTENDOさんの得になるように、
     他3社さんへ要請することは出来ません)

         NINTENDOさんの得はガンホーさんとの間で
    折り合いをつけて契約書はつくっておいてね

    この一線をくずすと、他3社に
    自社のチャネルを介入させる口実をあげてしまします

    (利権が絡むコラボは難しいのよ)

======

     また、Aタイプだと思ったらお願いしたのに、
    裏工作なのか、ビジネステリトリー感覚がないのか、
    ”見つからなきゃアリ”っていう
    信頼への横着な’態度の現れなのか
    ただただ、祭りに参加したいだけなのか・・・
    同時に他社の販促などを勝手に手掛ける
    チャネルもどきが増えてますよね

     またこの企画でも越境行為が起きる場合は、

     Bタイプに手を出されたのが判明した時点で
     Aタイプとしては二度と関わらせないことを宣言してね

    なあなあにすると、折角シェア出来ないことを
    第一段階で整理したのに、そのチャネルもどきが
    縦横無尽に彼らの企業の得だけで動きまわることによって
    全部またこんな風にめちゃくちゃになりますよ(本気の警告)




    彼らの気まぐれに振り回させてる余裕はないはずです

  
=====

     それから、これ大事です
     余剰線では、「次世代ユーザー」という
     「新トラフィック」を得ることになりますが

     このトラフィックは、4社の財産なんで、
     4社の取引先以外に流れさせない様に気をつけてください

     (こういうのは、ケチでいいんです、
      コアでないユーザーを連れてこられて、
      かき回される危険性も減りますもん)

     そのためにも、上で説明したチャネルもどきには
     今度こそ気をつけましょうよ(真剣)

     枠を壊させて得するのは彼らだけです

     (ウィリアムアイリッシュの「白い仮面」
      って話でも読んで恐怖に触れておくのがお勧め
      私も経験したけど、こういう人もいるの
      お人好しはほどほどに♪)

=======
     
     それから今後4社以外で、クロスの1社として
     参戦してくる企業も出てくると思います

     その場合の参戦条件のフィルターも、
     4社で話し合ってつくっておいた方がいいです

      

Cタイプのチャネルー製作過程の一部のアウトソーシング

     今ガンホーさんの仕組みは、
     この間のプレゼンを見るに
     こうなってるんじゃないかと思います

     

*追記:山本さん、山Pさん、山Dさんと言い換えは
     書き間違いじゃなく、意図があります
     ヴィジョンやそこから派生するミッションを担う
     取締役の山本さんと、
     その方針を踏まえたうえでストラテジストとして、
     パズドラプロジェクトの方向性を選ぶ山Pさんと
     その山Pさんの方向性をカタチにする山Dさんは
     厳密に言えば違う人だからです、

     この役割変換をぐだぐだにすると、
     ロック(鍵)のかかった枠を開けて越境させる
     っていう大失敗をおこします

     逆に、 上から下へとフィルターを通した後、
     きちんとロックをかけることで、
     ディレクターから下が自由な発想を活かせます

     TWITTERは、山Pさんで、山Dさんや山本さんじゃない
     っていうのも踏まえて置いたほうがいいかも
     失言をしてるかどうかの目安になると思います

     うちの社も、CEOのボス、Ex.Pのボス、
     WRITER CHIEF(コーディネーター)のボス
     って役割認識を変えてから
     ボスがロックを開けてしまい、
     蹂躙させることがなくなりました
     うちはTVシリーズシステムでビデオをとりますので、
     ディレクターは毎回代わります、
     ビデオはある目標を満たす様に作成されないと、
     システムにフローが起きてしまうので、
     例えば、ディレクターがWRITERに干渉して好きなように
     書き換えられると必ず頓挫します
     ディレクターさんがストラテジストの方針に従わず
     独自の方向性を混ぜても必ず頓挫します
 
     でも、

     複数の役割を社内で果たす時は、
     どの役割で権限を許されているかを
     明確にして動くだけで防げる頓挫なんですよ

     追記おわり=====

うん?お前本当は暇だろって?

ううん、これは去年の5月ごろ
ガンホーさんのコーポレートサイトを見て
分析した資料を元にして書いたの

リサーチは今回はしてないよん

     
えっとね、

アウトソーシングとして、
ディレクター業務から下を
パズドラさんは全部出す傾向があるんだけど・・・・

(パズドラTCG、パズバトなど)

結構失敗しやすいって気づいてる?

CDコラボの時の失敗もこれよね

ハタさんにディレクター任せたんでしょ?
で・・・・ストラテジストと間違えさせた結果になってる

 本当はアウトソーシングは、
ディレクターを含まない下がいいんだけどね

ディレクターから下を全部、
アウトソーシングに出すのが必要と思うなら、

 IN-HOUSE PRODUCERっていう役を
ストラテジスト枠に設けないと
失敗を避けるのはかなり無理だと思うわ

 ストラテジストの要請で
ディレクターから下を手配したり
ディレクターからの要請で
実働プログラマーのアウトソーシングを手配したり
広報ストラテジストの役目も果たし、
広告などをディレクターから下手配したり、
広報コーディネーターの要請で
広告撮影、編集だけのアウトソーシングを手配したり

その他色々、

社外と社内の一線のフィルターを守る人なの

ヴィジョンやプロジェクトを守る内堀を
淀君が大阪城埋めたみたいに埋めなくてすむわ

こんな感じかなぁ



チャネルセオリー

昔は、そんなもの要らなかったんだけど、
今は一線をぐだぐだにする企業が増えてると思う

シェア出来ることを勝手に増やして
枠の一線を自分の方にひっぱるか
または、ぐだぐだにしてお金を儲けよう
ってする人達が増えてると思うわ

そういう人達は、

ぐだぐだになることで、企画がいつのまにか
その企業にしか出来ない企画じゃなくなること
ってどうでもいいのよ

ぐだぐだが束の間彼らを儲けさせてくれればいい

社外取締役を含め、
社外から譲れない一線を守る役職は
今後ますます必要になると思うよぉ

ってまとめておっしまい