2018年4月19日木曜日

クローズコラボ(名前があり、顔があるDESPERADO達が群れを必要とするわけ)

 *画像二次配布は絶対禁止

*クローズはどうももどかしいの
 歴史の教科書を読んでる気分
 私嫌いなのよ、結果主義
 結果羅列の記録と感想多し
 っていうのに
 私が抵抗感じちゃうみたい
 結果は同じ結果出ても
 頭の中は違うもんでしょ
 それが個性じゃない?
 個性を否定してる様で嫌なの
 (まぁ、そんな中でも
  強烈な個性の方が
  描かれてはいるんだけど)
 だから、WORSTを書かせてね
 WORSTは逆に読み進むにつれて
 どんどんはまって行きました

昨今

何にでも「いっちょ噛み」を
してシェア出来てる気分に
なる人が増えているよね

そして、彼らは群れたがる
群れてネガキャンばかりしてる

例えば、政府が
海賊版の方針を出す
とりあえずブロックして、
その間に法整備をすると
代替案を述べるでもなく、
ブロックは良くないと
好き嫌いを善悪に変えて
煽る、脅す、詰る、

政府はネガキャンに振り回され、
プライオリティがぶれ
結局、何もどこも改正しない
いや、そんなことをしてて、
何も手を打たないと、
海賊版が毎日コミック売上などの
三分の1を奪ってる状況は
加速、加速、加速
していくだけなのに・・・

なすすべがない閉塞感に
日本中が閉じ込められる

それは自分が嫌い、不快
だから一般にも悪いに決まってる
っていう稚拙な不満の群れ

本当に、うんざりする

そんな現在へのうんざり気分が
とっても慢性化してるとこで
(モリカケ、銃規制、
 パズドラへのネガキャン
 クロノマギアを
 やってすらない人たちの
 クロノマギアへのネガキャン)

このコミックを読み出した時、

私は、最初

「何かと群れたがる男たち」に
ここでも群れてるわけね
って冷ややかな気分になった

彼らは本当に群れたがる
っていうか気がついたら群れてる

群れてるのを見るだけで
こみ上げてくる吐き気

「よし、わかった、
 群れたがる人たちへの
 リサーチに使ってやるわ
 てめえら、この野郎
 何でシェアしたがる?」
ってシフトして読み出す

そして、気づく

この群れは、
シェアの群れではなく、
従来の群れだと

 そして、思い出す

群れるとは、本来
こういうことだったなぁと

そして、可笑しくなる

自分だけありの誰かの元で
群れてシェアする人たちを
パズドラネガキャンを通して
あんまし見すぎたんだな私って

自分に笑っちゃう

WORSTの世界の中では、
まず、名前が独り歩きする
「月島花」は強いとかね

他の群れ達はどんな男か、
とっても知りたくなるんだろう
わくわく「月島花」を見に来る
名前が顔と一致した頃、

「月島花」って名前と一緒に
群れてるまだ名のない人たち
(他の群れには
 名前が知られてないって意味)
 の「群れ」に

他のTOPだけ
名前を知られた”群れ”が
次々と接触してくる

その接触は、
「群れ」と”群れ”の
なわばり争いみたいなもんで、
その戦いを通じ・・・・

名のなかった人々も名を得る
その名は顔になって覚えられる

そうして、

「群れ」が”群れ”と接触する度に

群れてるのに
一人一人の個性が際立つ
群れになって行く

 そう、彼らは
名前があり、
顔がある群れだ

私の好きな光景がある
 名前を得て、顔を得た
男たちが疲れきったんだろうね
それぞれなりに、
眠りを貪るシーン






ここには、彼らの日常がある

人間ぽくて
愛らしいなぁ
って感じるのは、

果たして私だけだろうか?


そんな群れの中で、
名前を得て、顔を得ると

 彼らは顔を守るから
何にでもいっちょ噛みはしない

好き嫌い程度では動かない
必然がない喧嘩なんかしない

ただ、

名前を得て、顔を得ると、
まだ名無しと、まだ顔なしが
群れの中から飛び出てでも、
名を得よう、顔を得ようと、
挑戦してくるようになるんだね

そうなると、

「群れ」と”群れ”が
ぶつかって争ってる様で、
結局タイマンに集結していく

名前と顔を持った
個を貫く男たち、

タイマンの傷は
それぞれ意味が違う

作者は終盤、こんな絵で
彼らの傷の意味を、
感じさせてくれる


この傷の後ろに
何ページか前の彼らの名前と
群れの名前が透けて見える
群れのテリトリーが割拠する
とある市という場所も透けてみえる


この瞬間、私は、
意味を掴み損なって流してた
何十度目かの違和感に襲われる

本人達の顔と名前は分かる
何で、群れの名前と旗もなの?

この傷のシーンの後、
このタイマン勝負の決着に
花ちゃんが「じゃんけん」を
提案し、それを呑んだことで、
更に、違和感でざわざわする

群れる必然ってなあに?????

(私は群れるよりは、
 一匹狼の情は深いけど、
 水臭ささも残した関係が
 とっても心地いい体質なので、
 (「海街DIARY」みたいな)
 想像つけにくいのよ )

その謎はその後
最後のあたりで明らかになった

この3ページがその答え

(鳳仙というのは、
 覇権争い相手の高校名ね
 花ちゃんの高校は鈴蘭)









はっとして、笑っちゃった

なあんだ、なあんだ
私がしようとしてる事と
同じPOVじゃない、
花ちゃんたら、おっちゃめ
ってね

うん?

誰も、我慢させない様に動く
って事でしょ

出来るだけ我慢させない様に、
自分とのタイマンにぶつけさせる
って事でしょ


我慢じゃ続けられないわよ
我慢してるとしか思えないなら、
降りることを勧めるわ
っていう自分の口癖が
自然に口をついて出てきます


我慢するなんて
失礼なことしないわよ
だったら、その人を
選んだりしないわ
とまで堂々と書いてた

遠慮の悪癖が、
はじまる前の私

私の中で違和感が
自然にアソシエーションされる

派閥がアリすぎて、
まとまることは出来ない
って言われてた鈴蘭の
番長になるって最初から
宣言してた花ちゃん

卒業して、
社会に出ても、
何人かは適合できなくて
顔までなくして死んでいく
だから、鈴蘭は変わらないと
って言ってたゼットン

気がつたら、群れてるのに、
シェアには絶対にならない
名前と顔を持った男たち

私はつぶやく、

そっか・・・・

群れによって
我慢の流し方が違うんだ
どれが合うかで
群れが必要になるんだね

相手に合わせて
タイマン方法を
変えられる花ちゃんだから、
タイマンでこんなに多くの
個性豊かな鈴蘭の面々の
我慢を流す手伝いが出来たんだ

だから、番長なんだね

ここで、襟を正してお礼

クローズさん、
パズドラとコラボしてくださって、
本当に有難うです

 (少年チャンピオンさん、
 50周年らしいですね
 尊敬しちゃうわ、おめでとう
 海賊版に負けずに続いてね)

コラボしなかったら、

私このコミックって
一生、手にとらなかったと思う

だって、

タイトルも絵も誘わないから
(正直でごめんね)

今は

読んで良かったなぁって思う
33巻は長かったけど
うん、読んで良かった

えっ?何故って、

我慢させないが鍵
って実感したからかな

あっ、それと、

傷つけるって遠慮してたら
我慢を流す手伝いなんて出来ない
そうすると、結局、
名もないものとして死なせるよ
そっちの方が傷じゃない?
って叱ってもらった気がするから

私は花ちゃんの様に
腕っぷしや足腰の強さに
自信があるわけじゃないから
タイマンはって歩いて
我慢を流すお手伝いをする
ってわけにはいかないし、

小さなグループで、
グループセッションみたいに、
我慢を流すお手伝いをする
っていうまどろっこしさも
きりがない様な気がしちゃう

でも、私も持ってる

今、私の手元には、
6枚の選びぬかれた、
アクションカードがあります

(カード内容を書くのは、
 あるアヌビス使いに
 きつく禁止をされてるので内緒)

そのカード達は
我慢させられてる、
我慢しなきゃならないと
被害者意識になりやすい
今の世の中だからこそ

人々がシェアのネガキャンを
不毛に続けてしまう代わりに、
自力で、自分の我慢を流し、
昇華するお手伝いを出来る
って願いの中、

試行錯誤の末、
生み出されました

そのカードを世の中に配る

それが私のタイマン

その時、

傷つけることを怖れすぎて、
遠慮しちゃいけない

そんな風に感じます

私達は皆名前があり、顔がある
だから、我慢なんかでは続かない


枠はあるけど、
枠はなくならないけど、
枠を自分だけに
都合のいい様にだけ、
壊したり、変えるのは、
自分だけアリだけど、

我慢なんかでは続かない